バターロールとスペインはちみつ

今日はバターロールを焼きました。バターロールって・・・本当難しい。
形・焼き色など色んな点でパーフェクト！！自分の中で納得というものはなかなか仕上げられていないかも。
シンプルなパンって本当に難しいなとバターロールを作ると感じます。


習ったこともあるし色んな本など成形、レシピを見ますが仕上がるとこれっ！と思うものにならない。ということはその人それぞれのゴールがあるパンがバターロールであるなと思わずにいられませんね。まだまだ勉強です。

それはさておき、せっかく焼きあがったバターロール、せめて可愛らしく演出してあげようってことでアーモンドの蜂蜜を添えております。


この蜂蜜、蜂蜜専門店『ラベイユ』のもので、アーモンドの花からとれたスペイン産の蜂蜜です。
バターロールもスペインの風を感じながら・・・頂くと舌の上はスペインかしら？

ラベイユってほーんと色んな蜂蜜が置いてあって世界から様々な蜂蜜が揃えられていてお店でみていても楽しい！
アーモンド蜂蜜は色も濃くて、お味もこっくり濃厚な感じ。こちらは日本橋三越のラベイユで購入しました。

そう、ここのお店の方の接客がとても感じがよくで印象に残っています。

実は私、短大卒業後からずっと結婚するまで６年間、アパレルの販売をしておりました。
厳しくもありましたが、接客という仕事の奥深さ、楽しさをいろんな方から教えてもらいました。本当にいい経験をさせてもらったな・・・
という経緯もあり、いい接客を受けると他の方よりインプットされるのかもしれません。

いい接客って・・・マニュアルでないです。自分で考え生み出すものでした。最低限のマニュアルは必要かと思いますが相手とのコミュニケーションの中から見出していく。だから人それぞれの接客スタイルがあってよいんだなと感じました。気持ち良く商品を見てもらうと同時に投げかける言葉一つでお客様の受け止め方がすごく変わります。

昔なんとなくふらふら商品を見ていたお客様から『気が付いた買ってしまった。まったく買うつもりなかったけど・・・押し付けでなく流れの中で自然と買ってみようかな！と思えた。こんな感覚初めてです』とのお褒めのお言葉を頂いた事がありました。とっても嬉しかったな。その言葉を励みにどれだけ頑張れたか・・・

パンレッスンにおいても、同じことがいえるかな？どれだけ楽しい時間を過ごして頂けるか？ってことに気持ちを注いでおります。それは今まで経験してきた接客の仕事から学んだことかも。

今後もレッスンの方も頑張っていきたいと身を引き締めるバターロールでした。